最近、わたしの周りでは
新たな風が吹いているような気がします。
いつも誰かのことが羨ましくて、
どうやったら自分の人生を変えられるんだろうって
ずっと答えを探し続けていたわたしが、今だからこそ、みんなに伝えたいこと。
それは・・・
人はもっともっと、
自分のためだけに、思いっきりエネルギ―を使っていい!!ということ
またまだ世の中は、人のためにエネルギーを使うことが良しとされていて、この流れはこれからもずっと続くと思う。「人のために何かをすることはイイコト・自分のために何かをすることは自分勝手」というのは、もう、日本中・世界中の思い込みと言って良いでしょう。
* * *
ちょっと、過去のワークシートを見返すことがあったのですが、2011年頃、私が今よりもずっとずっと苦しんでいた時のこと。
わたしは、「わたしがわたしの人生を生きてしまったら、家族にも見放されるし、夫とは距離ができてしまうし、そんなことになってしまったら孤立してしまうし・・・」そんな思い込みでいっぱいでした。もちろん、頭ではわかっていません。でも、心の奥底ではずっとそう思っていたことが、たくさんのワークを通じてわかりました。
わたしたちが誰もが共通して持っている恐れ、それは、
「愛されない恐れ」と
「孤立してしまう恐れ」
気づいていてもいなくても、みんなこの恐れを持っています。
だからこそ、
誰かに嫌われてしまわないように
孤立してしまわないように...
必死に自分を取り繕っている。
でもこのことに、
「何かがおかしいな」と気づき始めた人から、
だんだんと自分の本当の生き方を模索し始めているのです。

でも、自分の人生を生きるって、
最初はすごく、怖いもの。
とても簡単な例で言えば、
自分が思い切り楽しく遊んできた。
家に帰って、ご飯作らなきゃ。
あ〜、でも面倒くさい。
でも、夫は会社で働いて帰ってくるし、わたしだけがこんなに楽しんで、ご飯も作らないなんて、そんな妻はダメなんじゃないか、(心の奥では、そんなことをしては、捨てられてしまうのではないか・・・)、だから、作ろう。いや、作るべき。っていうか、そんなに作るのが嫌なわけじゃないし、って・・・
作らずに楽をしたい、という本音を押し殺して
作るべきだよね、という価値観で動いてしまう
こんなことが、日常生活にゴロゴロと転がっています。
ハッキリ言ってしまえば、
自分を愛するって、ものすごく奥が深くて、ものすごく難しいこと。
それを軽々しく言っている人を見ると、どこか怒りを感じるほど本当はすごく奥が深くて、尊いことで・・・、本当はものすごく時間をかけて、じっくりじっくり体験していくものなの・・・
だから・・・
なんで涙が出てくるのかわからない・・・
だから・・・
今気が付いている人は、病んでいるわけでも、人よりも劣っているわけでもなくて。
どうして自分はこうなんだろう、って自分を責める必要もなくて。
どうか、自分を愛するという素晴らしい方向へと歩みを進めているんだということをカラダ中で感じて欲しいの・・・
もしもあなたの目に、「みんなはしあわせそうだけど、どうして自分はこうなんだろう」と映るようなことがあったとしても、しあわせそうに見える人は、まだ気が付いていないの。それをあなたが、先に気が付いているだけなの。
人は、気づかないと変われないけれど
気が付いた人から、変わって行ける
だから、人よりも敏感に感じてしまうその感性が、どうかステキな方向へと導いてくれますように・・・。そうわたしは、いつもいつも願っています
* * *
過去のワークシートを見るとね。
「わたしって、これほどまでに、自分の人生を生きてしまうことが怖かったんだ〜」って、他人事のように感じるの。何度も言うけど、そのときは、そんなこと気が付いていないの。みんな心の奥底のことって、自分ではわからなくて、掘り下げて初めてわかることだから。
でね。
わたしは、自分のやりたいことをやって自由に生きたい!なんて思いながらも、
そんなことをしてしまったら、
「親の期待どおりの自分じゃない」
「義理の父母にも嫌われる」
「夫との距離ができる」
「そんな無神経で自分勝手でダメな妻になってはいけない」って思い込んでいたんだけど・・・
結果的にね。
わたしは今、超〜好き勝手に生きていて、
過去にないほどの開放感と充実感と愛と感動の毎日を送っているんだけど、
過去に恐れていたことは、何も起きていないの。
とくに、わたしたちって、イイ妻でいなければいけないと思っている人が多いから、夫の手前、自分の願望を押し殺している人ってたくさんいると思うんだけど、「これほどまでに好き勝手に生きた結果、夫は以前よりも、ずっとずっとわたしのことを愛してくれている」
わたしがわたしを愛した分だけ
夫はわたしを愛してくれる
そしてこれからも、この愛と感動はふくれ続けるんだろうなと思うし、わたしの周りで吹いている新しい風も・・・ステキな出会いとステキな感動をたくさん呼んでくれるんだろうなと思う
だからもう、誰かのためにエネルギ―を注ぐのではなくて
怖いんだけど、自分のためだけに(!)、もっとエネルギ―を使っていいということを多くの人に知って欲しいのです
大丈夫、自分のことだけをしあわせにすることなんてできないから。
自分のことをたっぷりしあわせにしてあげたら、
その愛をたくさんの人と分かち合いたいと思うはずだから。
だからまずはたくさんたくさん
自分のためだけに(!)
愛と時間とエネルギ―を注いでください
Nina*
写真:luxt design