叶うと信じている
暗闇だとしても
新しく生まれ変わってゆけると


求め続けるのなら
必ず与えられる
大地の鼓動を感じればいいさ





2011年、
やりたくもない仕事を
いつまでもしている自分が嫌で、

「わたしも早く、本当にやりたいことを見つけたい!」

そう、強く願っていた。


この曲は、
あの頃によく聞いていた曲。


あのときは、目の前が真っ暗で、
ふと目に入る色紙の温かい言葉たちが、
何度もわたしを切り裂いた。



「偉そうなことを言って退職したけれど、わたしこれから、どうなっちゃうのかな・・・」


そんなことを思いながらも、
何の結果も出せない自分を
どうすればいいのかわからなくて。


それでも、
必ず生まれ変わってゆけると...

そう、ただただ、信じていた。





偽りやこだわりなんか捨てて
焦らず探そうぜ 楽しみながら



これもよく聞いてた。


2番は歌詞が
「焦らず探そうぜ 
つまづきながら」に変わる。


そして、ラストにもう一度、
「楽しみながら」に変わるから、


「楽しみながら...つまづきながら...それでも楽しみながら探そう!」って、そう、いつも思っていた。





* * *




先日、友だちと飲んでいるときに、
彼が言っていた。



「人生で大切なのは、愛を追求することと、自分が本当にやりたい仕事を追求すること。
大切なのは、この2つだろう!」と。


わたしもこれは、本当に同意。
そして、ある結論に達した。

「愛を諦めてはいけないよね!」って。




例えば、
愛を諦めている女性とは


・夫婦なんて、こんなもんでしょ、と思っている
・何となくの夫婦関係を続けている
・愛に満ち溢れていないのに、それを改善しようとしていない
・問題に目を向けず、外側ばかりを向いている
・そもそも、夫婦における最高の愛なんて、求めてもいない


愛を諦めては、もったいない!


だってわたしたちは、
この時代を生きているのだから。





さらには、

「夫のことは好きじゃないけど、子どもが欲しいから子どもだけ作った。
経済的にやっていけないから、離婚はしない」。


こんな人の話が出て来たんだけど、
人ごとながら、声を大にして聞きたくなってしまう。



「本当にそれでいいの!?」
「なんのために、生きているの!?」



現実は、そう簡単じゃないよ・・・

そう思う人にとっては、そうだろうし、
現実を変えていこう!と決意した人にとっては、人生は面白いくらいに動き出す。


絶対に「自分次第」なのに、
人は、どうして愛を諦めてしまうのか。





2015_06_20_3789




わたしは、会社を辞めるとき、

給料がもらえなくなること
ボーナスがなくなってしまうことは、
まったく怖くなかった。


それよりも、
やりたくもない仕事を60歳まで続けることの方が、ずっとずっと怖かった。


わたしには
なんの「アテ」もなかったけれど、
それでも、本当にやりたいことを仕事にするんだ!!という思いだけは強かった。




でも、今思えば、
この思いがあったから道が開けたのだろうし、
その思いさえあれば、なんとでもなる。


この思いだけが、
何よりも何よりも、大切だった。





だから、これからも、
わたしは愛を諦めない。

自分への愛・夫婦の愛・家族の愛、そして、自分の人生に対する大きな愛をーーー。


Nina*




歌詞①:MARIA / 森重樹一
歌詞②:MELANCHOLIA / SNAKE HIP SHAKES