こんばんは!
Nina*です^^
さてさて、
先日のセッションで N さまより
こんなご質問をいただきました!
「手放すって、よくわからない。
手放すって...何ですか...??」
実は、この質問、
たまにいただく質問なのです!
なので、これ
再UPなんですけど、
わたしの例を使って、解説しますね!
* * *
私たちは、
自分で気が付いていなくても、
たくさんの思い込みを持っています。
生きていく上で、
「絶対に放してはいけない!」と
握りしめているんですね。
イメージとしては、
おしぼりを手に ギュッ と握っている感じ。
それは、どんなに人が
「もう、手放しなよ!」と言ったとしても、
当の本人は、手放せない。
手放そう!と思っても、
どうしてもおしぼりを強く握ってしまう...
そんなイメージです。
🔖 人に迷惑をかけてはいけない
🔖 親の期待に答えなければいけない
🔖 頑張らなければ、理想の自分にはなれない
🔖 怠けてはいけない
🔖 時間は無駄にしてはいけない
人それぞれ、
いろいろありますね。
わたしは
ブログでよく書いていますが、
「仕事で活躍している女性こそ、カッコいい!」と
ずっと思っていたんですね。
「専業主婦なんて、カッコ悪い!価値がない!」と
それはそれは、
強い思い込みを持っていました。
(同じような人、いるんじゃないかなぁ〜?^^)
だから、
わたしが専業主婦になるなんて
あり得ないことだったし、
一度、
会社を思い切って辞めたとき、
「仕事は、何をしているの?」
「...していません。専業主婦です」
みたいな会話をするのが、
ものすごく嫌だった。
もう、屈辱みたいな感じで。
「今の自分を認める」なんてことはできなかったし、「愛する」なんて到底できなかったわけです。
*
その頃ね。
ふとテレビを見ていたら、
市村正親さん(篠原涼子さんの旦那さん)が
テレビに出ていて、
ナンの気なしに見ていたんです。
そうしたら、あの旦那さん、
お母さまに「毎日電話をする」と言っていて、
どんなに忙しくても
週に1回 はお母さんに会いに行っていると
言っていたんですね。
そんな風に
息子さんから優しくされているお母さんは
本当にしあわせそうで、
「本当にありがとうね」って、
とても優しい口調で言っていました。
そして、続けて、
こう言ったんです。
「わたしは今、しあわせです」と...
わたしはそれを見て、
ハッとしました。
そして、
気が付いたときには、
ボロボロと泣いていたんです。。
*
家族愛に感動した...
とかではなくてね。
わたしはそれまで、
専業主婦なんて価値がない!
生涯現役で活躍してこそ、カッコいいでしょ!
なんて思っていたのですが、
仕事で成功することがだけが、
本当にわたしの求めている
しあわせなのだろうか?と...
こんな風に親子愛に包まれる......これってとても素晴らしいことだし、私は仕事で活躍することに価値を置いていたけれど、そんなことよりも、もっともっとステキなことなんじゃないか?と...
初めて気が付いたんです。
このときにね、
はじめて(!)、
ずっと握りしめていた
「 専業主婦なんて、カッコ悪い!」という価値観が
わたしの中で溶けて行ったんです。
まるで、
握りしめていたおしぼりが
ポロリと手から離れて行くように...
わたし自身が軽くなったんです...
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これが、
「手放す」ということです。
* * *
わたしはいつも
「感じて、感じて」と伝えています。
それは、
感じれば感じるほど、
気が付きやすくなるから。
そして、
気が付きやすくなるということは、
こうした、ふと見たテレビとか小説とか映画とか
何でもいいんだけれど、
何かが心に触れた時、ずっと自分が握りしめていた古い価値観を手放すことができる...すると、もっともっと自分らしく生きられる方向へ行ける...
だから、
「感じて」と言っているのです。
ずっと握りしめているそのおしぼりを「もう手放すわ!」なんて言って放り投げることはできないけれど、でも、自分自身に意識を向けている人は、こうしたふとした出来事で、ポロリとおしぼりが落ちて行く瞬間がある...
これがね、
「誰にでも体験可能な、手放すということ」です。
そう、
誰にでも可能な!!
手放すということです
②へつづく